ペット用サプリメント通販のIYONE(イヨーネ) | 公式オンラインショップ

ペット用サプリメント通販のIYONE(イヨーネ) | 公式オンラインショップ

ペット用サプリメント通販のIYONE(イヨーネ) | 公式オンラインショップ

TOP わん・にゃん腸活ブログ 犬の下痢・軟便 老犬が軟便・下痢をする原因と対処法を徹底解説

老犬が軟便・下痢をする原因と対処法を徹底解説

老犬が軟便になる原因は?

老犬の健康管理は、愛犬との長い付き合いの中で避けて通れないものです。犬は人より早いスピードで老化します。老犬になると、様々な健康上の問題が生じます。

特に消化系の問題は、老犬になるとよく見られる症状です。中でも、軟便や下痢はよくある症状のひとつでもあります。ここでは、老犬が軟便になる主な原因と、その対処法についての情報を詳しく解説します。

食事が合っていない

食事が合っていない場合に軟便になるケースがあります。

老犬が軟便になるということは消化機能の低下が考えられます。年齢を重ねることで、若い頃と同じ食事が合わなくなることもあります。老犬になるにつれて、犬の体は脂肪分や繊維を上手く処理できなくなるのです。例えば、添加物が多い食品は消化器系に負担をかけますし脂肪分が多い食事や繊維、そして、食事の量が適切でない場合に、軟便を引き起こすことがあります。

また、誤って食べてはいけない物を食べてしまったり、誤飲しているケースもあります。

犬が食べられないものとしては、生魚・塩分が多い食べ物・チョコレート・キシリトール・葡萄・骨付き肉・生卵・ネギ類すべて(玉ねぎ・青ネギ・ニンニク・ニラなど)・イカ・たこ・牛乳などがあげられます。

内蔵機能が低下している

肝臓や腎臓などの内蔵機能の衰えが老犬における消化不良や軟便の原因になることがあります。

消化器や循環器などの臓器は、体内の老廃物を処理したり、栄養素の吸収を助けたりする重要な役割を持っています。ですが、老犬になるとこれらの臓器の機能が低下してしまうのです。そのため、消化吸収がスムーズに行われなくなり、その結果として消化不良や栄養不足を引き起こして軟便につながります。

消化機能の低下は年齢によるものであれば、病気というわけではありませんが愛犬の年齢に配慮する必要があるというサインかもしれません。

腸内環境の変化

腸内環境は、健康な消化と免疫システムの維持に不可欠です。人間の私達も腸内環境を整えることが健康維持に大切ですが、犬の健康維持にとってとても重要です。

特に、老犬になると、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れやすくなることがあります。腸内で悪玉菌が増加すると、消化不良や軟便、さらには腸内炎を引き起こすことがあります。

病気が隠れている可能性

炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease, IBD)、膵炎、癌など、消化器系の病気は、特に老犬において軟便の一般的な原因です。これらの病気は、時に進行性のものもあるため、早期発見と適切な治療が重要です。

以下が、軟便の原因になることがある疾患の一例です。

消化器系の疾患

腸炎: ウイルス、細菌、寄生虫、食物アレルギーなどによって引き起こされる腸の炎症です。
膵炎: 膵臓の炎症のことです。重度であれば命に関わることもあります。高脂肪食の摂取が一因であることが多いため食事管理なども必要です。
腸内寄生虫: 寄生虫が軟便の原因になるケースもあります。外で過ごすことが多い犬は、寄生虫に感染するリスクが高まります。寄生虫が腸内で増殖した場合は、軟便や他の消化器系の問題を引き起こすことがあります。

消化不良:消化酵素の不足や特定の食品が苦手な場合があります。その場合、食物が消化されないため軟便を引き起こすことがあります。

全身性の疾患

肝臓疾患: 肝臓の機能低下によって、体全体の健康に影響を及ぼします。この場合、軟便を含む多くの症状がでることがあります。
腎臓疾患: 腎機能の低下は、老廃物の蓄積を引き起こします。症状のひとつとして軟便を引き起こすことがあります。
甲状腺機能低下症: 特に中年から高齢の犬に見られることがある疾患です。代謝が低下して消化器系の問題を引き起こした場合、軟便になることがあります。
糖尿病: 血糖値が上がった場合、消化器系の問題が生じて軟便になることがあります。

その他の可能性

腫瘍: 消化器系に発生した腫瘍は、軟便や便秘といった症状を引き起こすこともあります。
免疫介在性疾患: 体の免疫系が消化器系の組織を攻撃してしまって、その結果、軟便を引き起こすことがあります。

歯や口の問題:老犬は歯周病や歯の損失により、食事を正しく咀嚼できなくなることがあります。これにより、消化が不十分になり、軟便を引き起こす可能性があります。定期的な口腔ケアと適切な食事形態の選択が重要です。

薬を飲んでいる場合は副作用の可能性

犬に薬を飲ませている場合は、薬の副作用で軟便になることがあります。薬の種類に注意し、気になるようなら獣医師に相談しましょう。

ストレスや環境の変化

環境の変化やストレスで軟便になるケースもあります。老犬はもともと体力が若い犬より落ちていますし、ストレス耐性が弱くなってしまっているケースもあります。

最近、老犬がストレスを感じていると様子はありませんか?普段から様子をしっかり確認して、ストレスがありそうなら改善しましょう。

 

老犬の軟便にどう対処したらいい?

ここまで、ご紹介した原因を理解した上で、自分で出来る対処法を考えてみましょう。

まず、老犬の軟便は、食事の改善、適切な医療ケア、腸内環境のサポート、ストレス管理など原因が多岐にわたります。そのため対処する場合も、多方面からのアプローチが必要となります。ですので、老犬の快適な生活を支えるためには、これらの要因に注意を払い、必要に応じて専門家の助言を求めることが重要です。

食事を改善する

老犬の場合、消化に良い、低脂肪・低繊維の食事が理想です。若い頃のようにたくさん食べてたくさん消化できるわけではありませんので、また、小分けにして少量ずつ与えることで、消化負担を減らすことができます。

できるだけ、栄養価が高く消化しやすいフードを与えましょう。

サプリメントを利用する

腸内環境の変化で軟便になることがあるため、プロバイオティクスや消化酵素を含むサプリメントの利用は有効です。腸内環境の改善は消化の助けになりますし、軟便以外の症状にも良い効果を期待できます。ただし、サプリメント使用前には獣医師のアドバイスを求めることが重要です。

健康診断で体調を管理する

定期的な健康診断を通じて、隠れた病気を早期に発見し、適切な治療を行うことが重要です。特に、軟便が長期間続く場合は、速やかに動物病院を受診しましょう。

適度な運動

適度な運動は、消化を促進し、腸の動きを活発にします。また、ストレスの解消にも効果があります。しかし、老犬の場合は骨や筋肉を痛めないよう、そして、過度な運動にならないようにするためにも無理のない範囲で行うことが大切です。

水分補給をしっかりする

軟便は脱水症状を引き起こす可能性があります。軟便になると「水をあげすぎると余計に悪化するのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、どのような状態でも犬には新鮮な水が必要です。

水分不足で脱水症状を引き起こす危険もありますので、常に新鮮な水を用意し、十分に水分補給をさせることは重要です。

 

まとめ

老犬の軟便の原因は多岐にわたります。食事がストレスの原因ということもありますし、病気のサインであることも・・・。病気の場合は獣医師の診断と治療が必要ですが、食事やストレスが原因の場合は、適切なケアや食事や栄養の管理によって改善することができるケースもあります。

まずは、老犬の年齢に配慮した食事の見直し、普段の様子のチェック・観察、定期的な健康診断、適度な運動、そして適切な水分補給があられます。このような対策は、軟便だけでなく、老犬の健康を維持する上で非常に重要な要素です。また、必要に応じてペット用のサプリメントを使用することも選択肢のひとつとして有効です。老犬が快適な時間を過ごせるようにするためには、日頃からの注意とケアは欠かせません。

そして、異常が続く場合は早めに獣医師に相談することがおすすめです。

わん・にゃん腸活ブログ一覧へ戻る
上矢印アイコン

TOP