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TOP わん・にゃん腸活ブログ 犬の胃腸炎 免疫ってなに?犬の免疫系の病気と予防法を解説します

免疫ってなに?犬の免疫系の病気と予防法を解説します

犬の健康を保つためには免疫システムのことを知った上での適切なケアが欠かせません

この記事では、犬の免疫システムの基本と犬の免疫系の病気や対策、予防について詳しく解説します。

免疫とは異物から身体を守るシステム

免疫は身体の防御システム

免疫は、ウイルスや細菌等の有害な異物から自分を守るための防御システムです。免疫細胞は、体内に侵入した病原体を検出して攻撃、排除する役割を果たします。他にも、がん細胞などの異常な細胞を抑制する働きもあります。免疫システムは非常に複雑で、多くの細胞や器官が協力しあって機能しています。

2種類の免疫システム

免疫は大きく二つに分けることができます。生まれながらに持っている自然免疫(先天性免疫)と後天的に取得する獲得免疫(適応免疫)です。

自然免疫(先天性免疫)は、皮膚や粘膜などの物理的なものや唾液のような分泌物で外敵の侵入を防ぐものや、マクロファージ、好中球に代表される白血球の働きを指しています。

獲得免疫(適応免疫)は、後天的に獲得する免疫で、細菌やウイルスに感染したときにできる抗体のことです。

免疫はどうやって機能している?

当然ですが、免疫はやみくもに異物を攻撃しているわけではありません。もし、免疫がすべての異物を標的にすると食べ物や水も免疫細胞の攻撃対象になってしまいます。

免疫はターゲットの識別をします。これは、ターゲットが自分の細胞なのか、それとも外部から侵入した異物であるかを識別し、さらにその細胞が有害なものであるかも識別するというというものです。

ターゲットが病原体などの有害な異物である場合は、免疫システムが作動して病原体を破壊して排除します。その後、病原体に対する情報を記憶して、再感染しないようにするための獲得免疫が形成されます。

犬の免疫系の病気

免疫系の病気の種類

免疫系の病気にはいくつかの種類があります。

正常な状態であれば、免疫が攻撃するのは、外部から侵入してくる有害な異物や異常な細胞です。しかし、何らかの原因で免疫が自分自身を攻撃してしまうことがあります。これが自己免疫疾患です。

免疫が自分を攻撃した結果、炎症が発生したり、臓器に損傷を受けたりします。本来であれば攻撃の対象ではない自分に対して免疫反応が起こるため「自己免疫疾患」と表現されますが、犬や猫の場合は「免疫介在性疾患」と呼ばれます。

加えて、アレルギーも免疫に関係がある病気です。アレルギーとは、免疫が攻撃する必要がない異物に対して反応してしまうことです。必要以上に免疫が働いてしまった結果、さまざまな症状が現れます。花粉症や食物アレルギーなどはその代表といえます。

続いて、免疫不全症です。免疫不全症とは、免疫が正しく働かない病気です。免疫不全症になると、本来であれば免疫によって攻撃されて排除されるはずの外敵が侵入してきても反応しません。細菌やウイルスなどの感染症のリスクが高まり、病気からの回復が遅くなることがあります。

加えて、癌も免疫が関係する病気のひとつです。本来、がん細胞は細菌やウイルスの様な外敵ではなく自らの身体で作られた細胞です。

新しい細胞は体内で常に作られているため、がんの元となる細胞が毎日作られていると言えます。ですが、毎日がん細胞が体内で発生していても、すべての犬ががんになることはありません。それは、免疫が正常に機能してがん細胞を抑制しているからです。

がん細胞は自分自身の細胞ですが、異常な細胞であるため免疫の攻撃対象となります。ところが、免疫が低下すると、がん細胞を抑制できなくなり、がんが身体に悪影響を及ぼすようになります。

犬がかかりやすい免疫系の病気

犬の免疫系の病気をいくつかご紹介します。

アナフィラキシー・・・免疫が過剰に反応して起こる症状です。異物が体内に侵入してから発症するまでの時間が非常に早く、呼吸が荒くなったり、意識障害が現れたりします。アナフィラキシーショックになると命を落とす可能性もあります。

甲状腺機能低下症・・・代謝に必要な甲状腺ホルモンが減少する病気です。むくみや脱毛等がみられます。

全身性エリテマトーデス・・・免疫の異常で自分を攻撃してしまう病気です。発熱や多発性関節症などがみられ、再発する可能性もあります。遺伝やレトロウイルスというウイルスが原因で発症すると考えられています。

免疫介在性溶血性貧血・・・免疫システムの異常で起こる病気で、細菌やウイルスを攻撃するための免疫が自分の赤血球を破壊してしまうというものです。赤血球が破壊されることで貧血状態に陥ります。免疫介在性溶血性貧血は致死率が4割という怖い病気で、息切れや嘔吐、多尿がみられます。

免疫系の病気を予防するためにできること

すべての病気を予防することは叶いませんが、日々の生活や食事に気をつけることで免疫力を高めて病気になりにくい身体を作ることができます。

栄養のバランスが取れた食事

健康の基本はバランスの取れた食事です。

栄養のバランスがよい食事であることは当然ですが、犬の体質や年齢、そして、犬種にあわせた食事は免疫システムだけでなくトータルでの健康維持に役立ちます。

犬の食事は、市販のドックフードを利用する飼い主さんが多いと思います。市販のドックフードには様々な種類があり、内臓の機能をサポートするものやカロリーや栄養素が特定の用途に合わせて配合されたものがあります。

適切なドックフードを選択することは健康維持の第一歩です。どのフードが良いのか解らないという場合は、獣医師に相談しましょう。

 

ストレスケアと運動

健康維持のためには、ストレスケアと適度な運動が欠かせません。

ストレスのない生活環境を整えて、適度な運動で身体を動かすといった基本的なことがとても大切です。

 

免疫機能が集中する腸の健康維持

腸は消化吸収のための臓器ですが、食べ物と一緒に侵入してくるウイルスや細菌を排除する必要があるため、免疫システムが集中しています。

腸を健康な状態に保つことは免疫機能の維持と向上に役立ちます。そのために、善玉菌や善玉菌のエサになる水溶性食物繊維やオリゴ糖を含む食べ物を積極的に摂取するといいでしょう。

健康のためのサプリメント使用が効果的

免疫力の維持と向上のために、食事や腸の重要性について解説しました。

もちろん、基本はバランスのとれた食事であることは変わりませんが、食事だけでは不足しがちな栄養素を補いつつ、腸の健康維持にも役立つ素晴らしいサプリメントがあります。

「美腸活ふりかけ おなか元気!」という犬と猫のために開発された商品です。

免疫学を専攻していた獣医師とともに開発されたサプリメントで、ビタミンやミネラル、そして、タウリンやグルタミンなどを手軽に摂取できます。

まとめ

免疫とは、細菌やウイルスなどの外敵や異常な細胞から身体を守るための防御システムです。この免疫が正しく働かなくなると、感染症にかかりやすくなったり免疫系の病気を発症したり、アレルギー症状が出たりします。

免疫機能の向上は健康な身体を維持するための重要なポイントということです。

そのためには、まず、栄養のバランスがとれた食事やストレスのない生活、適度な運動が基本です。

その上で、サプリメントで不足しがちな栄養素を補うと効果的です。

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